タッチのあらすじとネタバレストーリー、ラスト結末、登場人物などまとめ

あだち充原作でラブコメ漫画の王道作品『タッチ』のあらすじ、ネタバレストーリー、ラスト結末をご紹介します。

『タッチ』の30年後を描いたMIXもアニメ化されました。『タッチ』のストーリーが気になったという方や、「観たことあるけどどんな内容だったっけ?」という方も多いと思います。

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『タッチ』の概要

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漫画「タッチ」はあだち充さんの作品で、高校野球を題材としたラブコメ漫画。『週刊少年サンデー』で1981年から1986年まで連載されました。

双子の上杉兄弟と幼馴染・浅倉南の3人を中心に野球や恋愛を絡めた内容となっています。

『タッチ』はアニメ化だけではなく実写映画化もされています。

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『タッチ』の主な登場人物

漫画「タッチ」に登場する主な人物をご紹介します。

上杉達也(うえすぎたつや)

本作の主人公。いい加減で面倒くさがりで掴み所のない性格。心根は優しく人と争ったり人を傷つけるのを嫌う。

上杉和也(うえすぎかずや)

本作のもう一人の主人公で上杉達也の双子の弟。スポーツ万能で野球部のエース投手。

朝倉南(あさくらみなみ)

本作のヒロイン。美人で運動神経も抜群で男性なら皆が憧れる存在。

『タッチ』のあらすじ

あらすじ

上杉兄弟は双子の一卵性双生児。スポーツ、勉強共に真剣に取り組み優秀な弟の和也に対して、兄の達也は何事にもいい加減。

上杉兄弟の隣に住む同い年の朝倉南は小さいときからの幼馴染。そして、お互い異性として意識し始めていた。

3人は中学3年生で、微妙な関係のまま同じ高校の「明青学園」へ進学した。

和也は野球部、南は野球部マネージャー、そして達也はなりゆきでボクシング部へ。

「甲子園に連れて行って」という南の夢を叶えるため、1年生でありながらエース投手として活躍する和也だったが、悲劇が起きてしまう・・・。

『タッチ』のネタバレストーリーと結末

※ここからはネタバレとなりますのでご注意ください。

あらすじの続きからネタバレありのストーリーをご紹介します。

エース投手・上杉和也に悲劇

高校1年生からエース投手として活躍していた和也だったが、地区予選決勝の朝、球場へ行く途中に飛び出した子供を助けようとしてトラックに跳ねられ病院に運ばれるも、帰らぬ人となってしまう。

兄の上杉達也が野球部へ

和也の死で甲子園への夢が絶たれ、野球部の雰囲気が悪くなってしまう。

野球部キャプテンの黒木はボクシング部で活躍し始めていた達也の才能を見出し、達也を野球部のエースにしようと目論んで引き抜きする。

達也は、「南を甲子園に連れて行く」という和也の意思を引き継ごうと思い野球部に入る。

しかし、ストレートの球威は抜群だがノーコンという問題やスタミナ不足などがあったが、練習により改善する。

達也にとって初めての甲子園予選

達也たちは2年生になった。達也は勢南高校の西村と須見工の新田と知り合いライバル意識を持つ。

彼らとは野球においてのライバル意識だけではなく、共通して浅倉南に恋愛感情を抱き4人の間で四角関係が築かれていた。

西村はピッチャーで持ち球のカーブを駆使し甲子園出場を期待されていた。

一方、新田のポジションはサードで地区最強の打者だった。彼がいる限り須見工の甲子園出場は間違いなしと周囲で騒がれていた。

達也たちは甲子園の地方予選で西村がいる勢南高校と対戦。延長戦の末敗れてしまい、甲子園出場の夢を果たすことができなかった。

曲者の監督代行が現る

達也たちは3年生となった。その頃、野球部の監督が病気で入院して明青学園の校長は同校OBの柏葉英一郎に監督代行を任せようとする。

しかし、英一郎は海外出張中であった。兄になりすまして柏葉英二郎が監督代行をすることになった。

英二郎は明青学園野球部に恨みを持っていた。野球部員全員を疲労させ、選手生命を断ち恨みを晴らそうとした。

しかし、英二郎の過酷な指導に屈することはなく一人も野球部を去ることなく、夏の甲子園予選を迎えた。

最後の夏が始まる

達也と南にとって高校生活最後の夏を迎える。

地方大会初戦で柏葉英二郎は控え選手を先発ピッチャーに起用して明青学園を1回戦で敗退させようとした。

しかしチームの結束力は固く失点を打撃でカバーし1回戦を突破した。

そして、いよいよ甲子園出場をかけて決勝戦に進んだ明青学園。対戦相手は強打者・新田がいる須見工だった。

試合は延長に入り、明青学園は10回表に1点勝ち越し裏の守りにつく。そして、2アウト2塁でバッターは新田。新田はその前の打席でホームランを打っており、試合を見ている誰もが敬遠策を取るかと思っていた。

しかし、投手の上杉達也は自分の力を最大限に引き出してくれるのは新田しかいないと考え、敬遠せず勝負する。

新田はファウルで粘る。その力は互角、見ている人すべてが息をこらして勝負の行方を見ていた。

結果は、新田の三振で試合終了。明青学園は1点差で勝利し、甲子園出場を決めた。

達也は南を甲子園に連れて行くという夢を果たした。

達也が南に告白

甲子園の開会式と南が出場する新体操のインターハイの日程が同じだった。

南はインターハイ当日にプレッシャーで精神的不安定だった。偶然見かけたテレビで甲子園の開会式を目にした。

しかし、明青学園野球部の入場シーンで達也が見つからなかった。予想外の事態に驚く南。その時後ろから突然達也が現れ、南を抱きしめます。

二人は河川敷へ移動し、達也は南に告白します。



ラストシーン

受験生となった達也と南は毎日勉強に追われていました。

南は新聞記事でインターハイ個人優勝したことがわかります。

そして最後、達也の母が達也と和也の部屋を掃除していると、そこには『第68回 全国高校野球選手権 優勝』と書かれた甲子園優勝の記念品が置かれていました。



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